試験概要
ひき材に断面加工を施したDLTと、断面加工に吸音材を挿入したDLTの吸音性能を確認しました。
試験体仕様


ラミナ:群馬県産スギ KD材、38×90、140 JAS乙種2級同等品
木ダボ:欧州ブナ 含水率 13%以下、φ20mm たて溝つき、比重 0.65以上
吸音材:不織布吸音材(株式会社ベル開発 製品)
試験の実施概要
a.試験内容DLTの吸音試験
b.試験実施⽇2020年9⽉29⽇
c.試験場所株式会社ベル開発 試験室(岐阜県可児市)
d.試験方法吸音試験はJIS A 1409(残響室法吸音率)に順じた吸音性能測定
残響音測定は残響室法吸音率測定に従い測定しました。具体的には Eyring-Knudsen の残響公式より、試料無しの場合とありの場合の残響時間の違いから試料の吸音率を求めます。
残響時間の測定に際してはインパルス積分法により、5本のマイクロホンによる同時測定を行い、その平均値を算出します。測定結果はPCで計算処理し吸音率を得ています。図5‐2 吸音試験のイメージ図 図5‐2 吸音試験の仕様
試験結果
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写真5‐1 吸音試験室内観 -
写真5‐2 吸音試験体A1 -
写真5‐3 吸音試験体A1断面 -
写真5‐4 吸音試験体A2 -
写真5‐5 吸音試験体A2断面 -
写真5‐6 吸音試験体A3 -
写真5‐7 吸音試験体A3断面 -
写真5‐8 吸音試験体B1 -
写真5‐9 吸音試験体B1断面 -
写真5‐10 吸音試験体B2