銘木館

銘木館

長谷川萬治が集めた銘木

銘木とは、稀少な樹種や大きさや木目の風合いが優れ、希少価値のある木材のことです。創業者・長谷川萬治は、昭和初期から全国の銘木を熱心に収集していましたが、戦災によりこれら全てを焼失しました。落胆の内に終戦を迎えましたが、銘木への思いは断ちがたく、将来の銘木資源の枯渇を懸念し、 昭和23年ごろから、多大の苦心を払いながら、再度精力的に全国の銘木を収集し始めました。以後、彼の死去までの30年間に、膨大な量の銘木が収集されました。

他に類を見ない貴重な銘木の展示

集めた銘木を長く保存し、広く公開して銘木知識の向上や発展に役立てるために、昭和52年(財)日本住宅・木材技術センターの発足にあたり大半の銘木を寄贈しました。
展示された銘木は、質・量ともに他に類を見ない貴重なものです。
平成12年東京都の区画整理事業による試験研究所の移転を機に、これまでの銘木標本館を銘木館と改称すると共に、新しい研究所本館の内装や床仕上げなどに銘木の一部を使用して木の素晴らしさをアピールしています。機会があれば是非一度ご覧になってみてください。

他に類を見ない貴重な銘木の展示